- ななさば1期では、通常のNSよりも会社のシステムが複雑になっています。
会社は以下の情報を持ちます。
- 名前
- 形態
- 設立者
- 共同管理者
- 業種
- 営業範囲
- 独占範囲
それぞれの項目について説明します。
名前
- 会社名です。
- 公序良俗に反しない社名にしてください。
形態
- 「国営会社」または「民間会社」を指定できます。
- 国営会社の場合
- 「全員で管理する会社」という扱いです。
- すべてのプレイヤーがその会社を操作できます。
- 他プレイヤーが容易に増便・減便できるダイヤにしないといけません。
- 詳しくはダイヤの目安(ななさば1期)を参照してください。
- 民間会社の場合
- 「限られたメンバーで管理する会社」という扱いです。
- 原則、設立者と共同管理者のみがその会社を操作できます。
- 例外として、「設立者あるいは共同管理者からの許可がある場合」「デッドロックの解消のために列車の行き先を修正するなど、合理的な範囲で小規模の変更を加える場合」に限って、他プレイヤーがその会社を操作できます。
- 自由にダイヤを組むことが出来ます。
設立者
- 会社を建てる人です。
- 複数人にしても良いです。
共同管理者
- 民間企業の場合、設立者以外のメンバーを共同管理者とします。
- 共同管理者は0人でも大丈夫です。
業種
- 業種(ななさば1期)に一覧があります。
- 上下分離方式を実現するためにこの制度を導入しました。
- 「施設を保有する業種」と、「編成を運行する業種」が別れていることに注意してください。
例として、日本の鉄道事業者との対応を考えます。
- 第一種鉄道事業者(上下一体方式)
- 例: 小田急電鉄、南海電気鉄道など
- ななさば1期では、「鉄道保有」と「列車運行」の認可を取る必要があります。
- また、市内輸送の範疇を越えたバス事業等を営む場合には、追加で「自動車運行」等の業種の認可を取る必要があります。
- 第二種鉄道事業者(上下分離方式)
- 例: JR貨物、のと鉄道、嵯峨野観光鉄道など
- ななさば1期では、「列車運行」の認可を取る必要があります。
- 「列車運行」の認可では、車庫・車両基地等の運行に必要な施設や、渡り線や短絡線などの小規模な範囲の線路を敷設することが出来ます。
- 第三種鉄道事業者(上下分離方式)
- 例: 青森県(青い森鉄道線)、福島県(只見線)、千葉ニュータウン鉄道、神戸高速鉄道(神戸高速線)など
- ななさば1期では、「鉄道保有」の認可を取る必要があります。
営業範囲
- その会社が施設を建設したり、編成を走らせられる範囲のことを指します。
- 「〇〇県」と指定した場合は、〇〇県以外に施設を建設したり、〇〇県以外までバスを運行したりすることは出来ません。
- 迷った場合には少し広めの範囲を指定するのが良いでしょう。
- 全域的に展開する場合は、「マップ全域」と指定してください。
- 「鉄道はA県のみだが、バスはA県とB県を走らせたい」という場合は、「A県、B県」と指定してください。
- 営業範囲の中に含まれていても、他社の独占範囲に入る際にはその会社の設立者または共同管理者からの許可が必要です。
独占範囲
- その会社の設立者・共同管理者の許可がない限り、他プレイヤーが施設を建設したり、編成を走らせたりできなくなります。
- この範囲は必要最低限の範囲を指定するようにしてください。
- 独占が認められたら、独占範囲をマーカーなどで判別しやすくしてください。